今年もお世話になりました

平成最後の年明けまで残り数時間となりました。

本年も多くの方々にお世話になりました。
みなさまのおかげで本年も無事に3冊の本を送り出すことができました。
心より御礼申し上げます。

ご報告が遅くなってしまいましたが、
シリーズ「水瓶座の少女アレーア」第4巻(学研プラス)が11月に刊行されました。
「動物と話せる少女リリアーネ」の著者タニヤ・シュテーブナーファンをはじめ、
小学校高学年以上のみなさん、この冬休みにぜひぜひお手にとってみてくださいね。

アレーアは陸ではふつうの人間の少女ですが、水に潜るとエラと水かき、それに秘密の力を持ち合わせた海の少女へと変身します。それだけではなく、彼女にはある重要な使命が課せられています。その使命とは、汚染された世界の海を救うこと。
アレーアはドイツのハンブルクで知り合った少年少女とともに帆船で旅に出ます。そして、その船はオランダ、イギリスを経由し、北極圏に近いアイスランドまでやってきました。
そこで彼女たちを待ち受けているものは何か? 船はこれからどこへ行く?
帆船クルクスと五人の少年少女アルファ・クルーの冒険物語をお楽しみください。


南西ドイツもここのところ寒い日がつづいています。
ボーデン湖、ライン川、ドナウ川と南ドイツの国境沿いの地域では、
この時期は霧が深くなります。そんな時に気温がぐんと下がると霧氷ができてとても綺麗

2年前の風景もみごとでした

今年は12月24日が仕事納めでそれまで多忙だったために、Dosi と Dosine の小さなクリスマス会「ガチョウ料理を食べる会」はクリスマスが終わった一昨日、友人を交えて開催。
ドイツではクリスマスの時期にしか食べない特別なお料理です。
付け合わせはクリと紫キャベツとクネーデル(ジャガイモをつぶしてボールにしたもの)

2019年は元号が変わる、すべての人にとって特別な年になりますね。
どうぞ、みなさま、よいお年をお迎えください。
そして
ヨーヨー隊長・マフィン宣伝部長ともども、今後ともよろしくお願い申し上げます!

 

2件のコメント

  1. こんにちは。私は水瓶座の少女アレーアの大ファンです。もう中学生ですが、小学生の頃この物語に出会って、何度も何度も読み返しました。動物と話せる少女リリアーネも大好きで、小学生の頃図書室で返しては借り、返しては借りを繰り返していました(笑)。
    このアレーアシリーズで環境問題について知って、何ができるか考え始めました。コンビニでたくさん買ったのに、お会計でエコバッグ無いと気がついた時の罪悪感。ハンパがございません。本当に申し訳ございませんでしたと土下座した勢いでヅラが剥がれてタマゴなことが発覚してしまった位の絶望感です。弟に散々語っておいて…。姉の恥です。将来の夢は、何かしら環境問題に貢献することなのに!もし何か関係のない職業になってしまっても、環境汚染への影響が少ないものを買って生活出来る位稼ぐ事を目標にします。
    いつまでこんな本を読んでいるんだ、と祖母に言われた時のあの衝撃、忘れられません。読みもしないのに何を言っているのでしょうか。私は、この小説が、小説としても大好きです。そして、環境を大切にしている登場人物の姿勢、タニヤ・シュテーブナーさんの今世界にある沢山の問題に挑む考え方が大好きです。うん、昔からの文学作品も重要で、教養の要となる事はわかります。でも、それしかいい作品ではないなんて考えは、ただ「私たちの子供の頃」に固執している古い瘡蓋です。馬鹿げています。食わず嫌い位馬鹿げています。私は、環境汚染に貢献したい人として、まだまだ未熟です。これからも頑張ります。何だか統一性のないヘタな文章ですみません。目が滑る様であれば、ここまで読み飛ばして下さって、全然構いません。でも、これは読んでいただけたらな、と思います。
    七巻の中村さんの後書きには一旦日本ではお休み、と書いてありました。そこで質問です。次巻の発行など、目処が立っていたりしないのでしょうか。どうしてお休みに入ってしまったのでしょうか。ドイツ語圏では、もう既に次巻が出たり、完結したりしているのでしょうか。とても読みたいです。ドイツに移住しちゃいたいです。中村さんにこんなこと伺っても、迷惑をかけてしまうだけかもしれません。意味もないただの一読者の声かもしれません。五巻の後書きからも、お休みは本当に突然だった事が分かります。困らせてしまってすみません。でも、小学生の頃出会った私の一部であるこの物語を、どうかこの眼で見届けたいんです。孫の晴れ姿を見たいおばあちゃんの気持ちです(全く孫ではありませんが。私の先輩、いや、ひいひいばあちゃんともいうべき存在ですが。)面倒な読者ですみません。でも、なんかもう無理そうなら無理とでもいいですから、いや良い報告の方が圧倒的にいいですけれども!どうか教えてくれませんか。ベンとサミーはどうしてゴンドラに乗っていたの?レノックスと別れちゃうの?そんな事わぁたしが許さないぞゴラァァ!…ゴホッ。テスは両親の元に帰っちゃうの?危なくない?カサラス、本当に何なの?ホエールワンダラーの女性は?アンテアは?ネラニーは?ホントにこれでアレーア終わっちゃうの?もう知りたいことがたくさんです。知りたいことしかありません。やめて…アレーアとレノックスを引き離さないで…!何か、手の打てることはありませんでしょうか。どうか調べてはいただけませんでしょうか。長い文章になってしまいました。申し訳が三十年行方不明です。それでは、いつでもいい波に乗れますように。

    1. Rinakoさん
      長いコメントをありがとうございました!
アレーアを小学生のときから読んでくださっているのですね。環境問題について考えてくださり、嬉しいです。環境問題に貢献できる仕事はどこにでもあると思います。仕事自体には直接関わりがなくてもそれを通じてできることはたくさんあります。おっしゃるように、できるだけ環境に負担にならない暮らしを心がけていくのも、とても大切なことですね! 私もあまり立派なことは言えませんが、自分のできる範囲で頑張りたいと思っています。
      ところでアレーアの今後ですが…残念ながらまだ目処が立っていません。
      Rinakoさんはシリーズを通してお気づきなので、今の時代にまさにぴったりな内容なのに…と、もどかしく思われているのでしょう。
      とてもよくわかります!私も同じ気持ちです。

      シリーズはまだまだ続いていまして、現在日本で刊行されているのは半分くらいです。ドイツでもまだ完結していないので、結末は私にもわかりません。でもタニヤさんの本にはいつも希望の道が用意されているので、もしかしたら…とは予想しています(笑)

      どうすれば続編が刊行されるのか。お約束できる方法はありませんが、少しでも多くの方に読んでいただいて、要望があれば動き出すかもしれません。ご迷惑でなければ、Rinakoさんのお友だちにもご紹介いただけると嬉しいです。
      これからも応援よろしくお願いいたします!

      改めて、コメントありがとうございました。

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